道路の状況というのは、天気や気温により刻々と変化するものです。
ハンドルを握るドライバーは路面状況をしっかりと確認しながら柔軟な姿勢で対応しなければなりません。
そういった変化する様子により、長い目で見た場合最終的には道路にダメージが生じるので、道路管理者が状況把握を行いその都度適切な処置を講じることになります。
しかし、特に気温差が激しい北国などはアスファルトのあらゆる場所に穴が発生し、道路管理者の手に負えないという事例も珍しくありません。
そのため、修繕すべき箇所を見落としている場合も多く、通常走行していても穴にタイヤが落ちてしまい、パンクや車体の破損が発生することがあります。
多くのドライバーが穴を事前に発見して避けることができなかった自分の責任だと思い込む傾向にあるので、関係各所に対して連絡しないのが一般的です。
つまり、個人的にパンクを直すために業者に修理を依頼したり、整備工場に車両を運び入れて一連の流れを終了させているわけです。
当然、そのように終えてしまうと出費は全て自分が負うことになるので、金銭的な負担が降り掛かってしまうようになります。
泣き寝入りのような状態になってしまうのは精神衛生上好ましくないですし、近隣に住んでいるのなら再び同じトラブルに見舞われることもあります。
そこで、正しく走行していたのにも関わらず道路に生じている問題で損害を負ってしまった時は、道路管理者に通報するのと同時に起こった問題を報告しましょう。
実はこの手の問題に纏わる法律はあまり整備されておらず、道路管理者に対して寄せられるレポートが少ない場合泣き寝入りするしかないのです。
しかし、同様の事故が多数起きている場合賠償が認められるようになります。
交通事故 道に穴が!? 穴が原因で起きた事故について